ぱんだふるライフ

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【仕事がつらい人へ】10年間部署長をやったメリットとデメリット!退職もあり!医療業界をぶっちゃっける!

どうもぱんこです☆

ぱんこは2018年の春まで約10年ほど薬局長をやっていました。

その間に経験してきたことを今回は部署長のメリット・デメリットをお伝えします。

部署長から平になってみての率直な感想もお伝えします。

医療職ではない方にもお役に立てれば幸いです。

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【目次】

部署長の経験でのメリット

接待が熱かった

あの頃はよかったなあとぱんこより上の世代でおっしゃる方々がいらっしゃいます。

実はぱんこもあの頃はよかったなあと思っているので自分自身も年をとった気がしています。

薬局長時代は、それほど頻繁にではないですが接待がありました。

2012年4月に接待は原則禁止と法律が改定されたので、それからはありませんでしたがあまり自分でいかないような美味しいお店も行けたのでよかったです。

病院で使う薬の決定

病院で使う薬を決める際にその病院のルールがあります。


🎋ぱんこの働く病院の場合

*医師が欲しい薬を理由をつけて申請

*申請した医師の直属の科の部長がチェック

*院長、診療部長、薬局長で申請理由に問題ないかを確認し採用決定


どの科でも使用する可能性が高い薬は、会議にかけて全ての医師から自由に意見をだいてもらい採用を決定します。

また必要性が高いと判断した場合は薬局長主導で医師を招集し、製薬会社の営業の方(以下 営業)から薬のPRのための勉強会を開催していました。


ちなみに接待があった話をしましたが、接待で薬の採用を決定したことは10年間の薬局長生活で1度もありません



🎋ある日の営業さんとのやり取り

営業👨‍💼「ぱんこ先生飲み薬でたいへんお世話になっている薬ですが今度注射をだします。採用いただけないでしょうか。」


ぱんこ🐼「注射が5000円以上で飲み薬は500円。この薬は口から飲んでもその9割以上が体内に吸収される薬ですよ。効果と価格をあわせて納得できる資料はありますか。」



営業の方は何も言えずに帰っていきました。

正直メリットの無い薬を売れと会社から命令される営業の方もつらいだろうなと思っています。


それでも患者さんに必要であるもの以外いらないのです。


製品名の入った物品がもらえた

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2018年に薬の適正使用促進のために製品名のはいった物品を配ることが禁止となりました。

それまではけっこういろいろなものを営業の方は持ってきてくれました。


🎋もらったもの

ぬいぐるみ、スマホのタッチペン、卓上時計、懐中時計、靴の臭い消しシート、システム手帳、ライト、タオル、足袋、ハンドクリーム、ボックスティッシュ、ウエットシートなどです。



薬局で使うティッシュをそれまでは買ったことがありません。

当時もらったぬいぐるみが子供達がすごく気に入っています。

ぱんこはお目にかかったことはないですがヴィトンのポーチを配ったりもあったようです。


今ももらえる状況だったらたくさん物品もらってメルカリで売りさばいてお小遣いを稼いでいた可能性は大です🐼


物品以外でも新しい薬がでると薬の見本という形でその薬がもらえました。

薬名はふせますが男性が喜ぶ薬もありました。


知識が著しく向上した

薬の採用に関して重要なポジションにいたため、営業の方も勉強会に出席してもらうことに必死になります。

ぱんこが田舎の病院勤務のため、タクシーチケットを必ずつけてくれました。

仕事が終わったあとタクシーで往復2〜3万円分の距離の勉強会に3日に1回くらいのペースで行っているときもありました。


医師だけの勉強会にもかなりの数を行っていたため、病気そのものの知識も含め大変勉強させていただきました。

そのおかげで知識に関してはドラクエでいうバイキルトを使った状態になりました。

また、自分を含め家族が病院に受診した際にもらった薬と説明内容からその処方医の知識レベルが把握できるようになりました。

ファイナルファンタジーでいうライブラの魔法を習得したようなものです。

製薬会社には大変感謝しています。

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部署長の経験でのデメリット

無駄な研修会の強制参加

トップが企画した内容でクソも役に立たない研修会に数合わせのため強制的に参加させられます。

部署から全くの参加者がいないと気まずいことになるので身を切ることになります。


だいたい10個研修会があって7個は役に立ちません。

今思い返してみてもブログのネタにもなりそうもありません。

時間という貴重な財産が搾取されるのです。



部署長ならではの人間関係

これがぱんこの精神を追い詰めた最大の原因なのですが、とにかく嫌な人間との強制的な付き合いが発生します。

病院の薬剤師は薬剤管理指導といってお薬の説明に行きます。


その際、危険を伴うお薬の説明は1回3800円、その他のお薬は1回3250円が発生します。



それだけのお金を取るのならそれに見合ったことをしたい。

患者さんの薬に関する問題をできる限り解決してあげたいというのが正直な気持ちです。

幹部の考えとしてはとにかくまず第一に収益が求められます。

それにより給料が発生していますし、経営が成り立つのですがあまりにも患者さんを無視した数字のみを追った指摘に悩まされました。


部下たちにこれ以上無理をさせれないと思ったときはやはりここでも身を切ります。

また部署の人間関係でもいざこざがあります。

その際に、不公平にならないように状況を確認し解決することもストレスの多いことがかなりありました。


治療方針の丸投げ

あまりぶっちゃけ過ぎるとまずい気もするのですが、ぶっちゃけます。

知識がかなり向上して、仕事が認められてくるととにかく仕事が増えます。

その分早く帰れるわけでなくとにかくただ仕事が増えるのです。

夜中であろうが、容赦なく呼び出しを受け命に関わる患者さんへの治療方針の決定のため病院に向かう日々が続いていました。

ここでも医師に対してのライブラの魔法が発動しますが、そのレベルは、、、。

患者さんが助かったので今となってはよしとします。

これについては内容が上に出しづらいため残業がだせないという悪夢のような時間です。



部署長手当が少ない

部署長の手当が15000円でした。

手当は15000円ですが、実際の手取りは9000円増える程度です。


業務量の増え方、責任に対しての対価が低すぎると感じました。


実際薬剤師自体を辞めるかどうかまで追い詰められました。

薬剤師になるために大学費用でかなりの額を親が投資してくれています。

そこまでして部署長でいなくても他にそれ以上の額を稼げる方法はあるという考えに至りました。

まとめ

今部署長を離れてみて、家族と過ごせる時間も増え妻も子供達も喜んでくれています。

子育ても一緒にできる時間ができました。

環境が落ち着いたため部署長時代にあった定期的な体調不良はなくなりました。


時間とお金のバランスはものすごく重要です。


ぱんこの場合は転職ではなく、給料の状況から部署長を外してもらうことで対応しました。

もしかしたらあなたにとって転職の方がよい可能性もあります。



どちらだとしてもきつくなったときは無理をし過ぎず冷静な判断ができるうちに最善の状況を選べるようにしてください。


ちなみにこの時のぱんこの精神状態を救ってくれたのは下記の2つの本です。


上京アフロ田中は7巻の「仏の顔もサーフィンで」でという話です。


マンガワンというアプリからも無料で読むことができます☆


よろしければご参照ください(^ ^)

以上ぱんこでした☆

またお会いしましょう🐼


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